仲間の珊瑚:軟質サンゴ

仲間の珊瑚:軟質サンゴ

仲間の珊瑚:軟質サンゴ 珊瑚には実はいくつもの種類があり、形態は生息域も一様ではありません。例えば軟質サンゴという種類があります。これは、ポリプが群体を作って形成したり、骨格を持っているという点では宝石として買取りの対象となる珊瑚と変わりませんが、個々のポリプが作る骨格の間の結びつきが弱いのが特徴です。サンゴは小さなポリプという個体の集まりから出来ています。これらがそれぞれに作る骨格がどんどん塊となって立派な珊瑚を形作っているのですが、軟質サンゴの場合はその結びつきが弱いために、陸に上げて乾燥させるとバラバラになってしまいます。
そのため、残念ながら加工品の材料として使うことは出来ません。軟質サンゴは宝石珊瑚と同じく深い海に住んでいるものから、サンゴ礁の一部として浅い海に生息するものまで非常に幅広く存在しています。特に浅瀬で育つ種類は色も鮮やかなために観賞用としての需要も高いです。生物を対象とする買取りであれば充分にいけるでしょう。

軟質珊瑚は骨格がバラバラ

軟質珊瑚は骨格がバラバラ サンゴには様々な種類のものがあります。どのサンゴも基本的にはポリプと呼ばれる生き物が骨格を作っており、それらが群生して珊瑚を形作っています。このそれぞれのポリプの骨格同士が強固にくっついてあの独特の素敵な形が出来るのですから、実に不思議な生き物です。ところで、買取りでも扱われる珊瑚は固いですが、柔らかいサンゴもあります。軟質珊瑚とよばれるものがそれで、英語名ではソフトコーラルといいます。
ソフトコーラルの名前の由来ともなっている柔らかさとは何なのかというと、個体が作る骨格同士の結合が緩いのです。それでも全体としては柔軟な状態を維持しています。海の中ではこの緩い状態でもまとまりを保っているのですが、海から上げて乾燥させると、お互いの結合は剥がれてしまって、バラバラになってしまいます。そのため軟体珊瑚は工芸品や宝石の材料とはならないのです。買取りにおいてもソフトコーラルの商品というものは見る事はありません。